元旦には「年神様」(としがみさま)という新年の神様が、 1年の幸福をもたらすために各家庭にやってくるとされています。
お迎えした年神様の依り代(よりしろ)、つまり居場所が「鏡餅」なのです。
年神様は子孫が繁栄や五穀豊穣に深く関わり、人々に健康や幸福を授ける神様です。 そもそも一連のお正月行事というのは、その年神様を迎え入れてお祝いし、 たくさんの幸せを授けてもらうためのものなのです。